成功心理学

期限が迫らないと実行できないわけ。人は緊急を無意識に選択するバイアスが働いていた。

期限が迫らないと実行しない

\ Click me /

Free:毎日、成功の秘密を配信中♪

前回は、時間管理のマトリックスの第二領域に掛ける時間を増やすことが、

私達の人生を豊かにしてくれると書きました。

今回は、どのように第二領域を増やせばいいのかについて書いていきます。

夏休みの自由研究は、どの領域?

丁度夏休みの時期なので、夏休みの宿題を例に伝えていきたいと思います。

小学生の頃の夏休みの自由研究は、余裕をもって終わらせていたでしょうか?

8月の末になって、焦って自由研究のテーマを決めて、材料を買いに行き、

徹夜で自由研究をなんとか終わらせていた。

なんて、人もいるのではないでしょうか。

(僕も経験あり・・・w)

この、8月末ギリギリに行っている自由研究がまさに、

時間管理のマトリックスの第一領域に当てはまります。

時間管理のマトリックス

 

しかし、冷静に考えてみると、夏休みが始まった頃は、

第二領域(重要だけど緊急でない)に属していた自由研究が

夏休みの終わりに近づくと、第一領域(重要で緊急)に移動してきたということです。

 

この小学生は自由研究が第一領域に移動するまで、何をしていたのでしょう?

おそらく、友達と遊び、ゲームやテレビを見ることに時間を使い、

「まだまだ夏休みだ~」と思いながら、7月、8月中旬まで過ごしていたのでしょう。

時間管理のマトリックスでいう、第三領域や第四領域に時間を使っていたわけです。

そして、夏休みが終わりに差し掛かり、慌てて第一領域の自由研究に取り組んだ。

なんてことだと思います。(実体験w)

 

しかし、大人になっても、私達は何も考えていないと、

時間管理のマトリックスの第一、第三、第四領域に多くの時間を使ってしまします。

仕事に行って、帰宅したら、お酒を飲みながらテレビを見て、寝て、

また仕事に行く・・・

たまの休日は接待ゴルフか、家族の買い物に付き合う。

もしくは、昼過ぎまで寝ている。

そして、定年が近づくにつれて、ようやく自分の人生の目的や意義を探そうとする。

なんて感じですかね。

アイゼンハワーマトリックスを使え

では、人生を有意義に送るためには、どうすればいいのか?

その答えは、とても簡単です。

以下の4ステップをやればいいのです。

  1. 現在やるべきことを、第一から第四領域に分ける(書き出す)
  2. 第一領域の事柄をやる。
  3. 第二領域の事柄をやる。
  4. 第三領域の事柄をやる。

以上。

いたってシンプルです。

これは「アイゼンハワーマトリックス」とも言われていて、

有名なタスク管理方法の一種になります。

分かってはいるけれども・・・

しかし、このアイゼンハワーマトリックス、理屈では完璧なのですが、

実際にやってみると、なかなか思う通りにできないです。

(僕もブログを書こうと思っても、ついYouTubeを見てしまったり・・・)

 

それを裏付けるように、アイゼンハワーマトリックスだけ用いても、

時間管理を思った通り行えない。という実験があったので紹介します。

 

ジョンズホプキンス大学の実験で、

人間は「緊急」と「重要」のどちらに反応しやすいのか?を調べたもの。

実験の一部を簡単に説明すると、

被験者に2パターンのタスクを見せて、どちらを選ぶをかを調査した。

  1. 緊急だけど重要でない:5分の締め切りでタスクをこなしたら20ドルもらえる。
  2. 重要だけど緊急でない:50分の締め切りでタスクをこなしたら25ドルもらえる。

当然、25ドルをもらったほうが良い気がしますが、

実験結果は、意外にも「5分で20ドルもらう」を選ぶ人のほうが多かったそうです。

 

この実験結果から、分かったことは、

多くの人は「重要なタスク」よりも「締め切りが短い」だけのタスクを選ぶバイアスがある。

制限されたタイムフレームはヒトの注意力を喚起し、タスクがもたらす結果からは注意をそらす。

その結果として多くの人は、自分の健康や家族といった人生の重要なことを犠牲にして、

単に「時間が短い」だけのことにリソースを費やしてしまう。

ということらしい。

 

私達は、分かってはいるけれども、

目の前のことに手を出したくなる心理メカニズムがあるということ。

(どうりで、YouTubeやSNSを頻繁に見てしまうのか。)

この現象を、研究者は「単純緊急性効果」と名付けている。

緊急なことだけで、手を付けたくなる心理効果ということですね。

自分の価値観をハッキリ持っている人は最強

時間管理のマトリックスを理解して、アイゼンハワーマトリックスを実行しても、

結局、私達は緊急性の罠にハマってしまうことが分かった。

ならば、どうすれば緊急性は低いが重要度が高い「第二領域」に時間を避けるのだろうか。

 

同じく、ジョンズホプキンス大学の実験では、以下のような結論を出している。

 

自分の「価値観」をハッキリさせればバイアスの影響はかなり減る。

 

つまり、実験の例で言うと、

「25ドルをもらった場合、自分にとってどのように役立つだろうか?」

を明確に思い描くことができれば、緊急性の罠にハマらなくて済むということ。

 

なるほど。

普段の生活においても、ひとつひとつの事柄に

「どのような価値があるか」を考え実行していくことが大切だということだ。

自分自身の価値観が明確になれば、

必要のない付き合いや、無意味なテレビ番組を見る時間なども削減できそうだ。

 

ちなみに、この研究では他にも、

・いつも「忙しい」と思ってる人ほど「単純緊急性効果」にハマりやすい。

・いったん「単純緊急性効果」にハマると、どんどん重要なことを選べなくなっていく。

とも書いてあるので、注意しよう。

http://shoyotsuya.com/binaryoption-20180815/

あわせて読みたい
時間管理のマトリックス
人生を豊かにするには「時間管理のマトリックス」を知っておくべきだった。前回の記事では、時間とお金どちらが大切なのか?について、書きました。 結果、お金より時間を大切にしている人の方が幸福度は高いという...